【薬局あるある話 第56話】まだ鑑査中なんです…鑑査台前で待たれる時のプレッシャー

調剤補助C子

D子さん、患者R様の一包化、全部終わったのでお持ちしました。鑑査お願いします!

薬剤師D子

C子さん、ありがとうございます!

さーて、では鑑査に取り掛かりましょうかね。
Rさんは剤数も多いし、最近は処方も変わりやすくなっているから、しっかり丁寧に見ないと。
まずは朝食後分からね。

あらっ、ここ、エンレスト錠100mgが抜けているわ。
ちょっと撒きなおしてこないと。

…さて、撒き直し分も加えたし、朝食後分はこれでOK!
続いて、夕食後分の鑑査ね。



そこへ、薬剤師D子さんが立つ鑑査台の前に、患者Rさんがやってきました。
「もう、お薬できたんでしょ?」
「お会計してもいいかしら?」

と、矢継ぎ早に話を始められたRさん。
調剤補助C子

あっ、R様…いえ、お薬はまだお出しできないんですよ。
薬剤師がすべて確認し終わったら、あらためてお名前お呼びしますので、もう少しだけお待ち頂けますか?

薬剤師D子

(~ 心の中で ~)
まだお名前をお呼びしてなくても、鑑査台にお薬を持ってきた時点で「もうお薬できたのでしょう?私の番よね?!」と、鑑査台前までいらして、すぐにお会計を始めようとする患者様は結構いらっしゃいます。

そのお気持ちは大変よくわかるのですが、まずは患者様への服薬説明前に、お薬一つ一つ、しっかり丁寧に鑑査する必要があるのです。

「只今、お薬一つずつ確認中ですので、もう少しお待ちください」
とお伝えしても、そのまま鑑査台前で待ち続ける患者様も時折いらっしゃいます。

そんな時はプレッシャーを感じますが、私達薬剤師はそこで慌ててはいけません。「ミスなく正確に早く」鑑査することを第一に、最大限“急いで”鑑査に集中します。

調剤補助C子

そうなんですよね。
薬剤師さん達は「患者様を待たせてはいけない」「1秒でも早く、お薬をお渡ししなくては」というプレッシャーと日々闘っています。もちろんミスも許されません。

こうしたプレッシャーや焦りと向き合っているのは、薬剤師だけでなく、入力・調剤スタッフ含め、薬局で働くスタッフ全員共通です。

DXの力で、このようなプレッシャーや心理的負担を少しでも軽くできたら…」と一同、日々願っています。



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