【薬局あるある 第25話】ハイリスク薬とRMPのある医薬品

きょうの処方箋

イグザレルト錠15mg 1錠
1日1回 朝食後 14日分

新人薬剤師E

初回のイグザレルト錠15mgかぁ…。
うーん、基本的なことは説明するとして、他にどんなことに気をつけたら良いかなぁ。そういえば、イグザレルトってハイリスク薬だったような…。

薬剤師D子

あら?困っているみたいだけど、どうかしました?

新人薬剤師E

今回初めてイグザレルト錠が開始される患者さんなのですが、これハイリスク薬なんですよ。
基本的なことは説明するとして、他に何に注意して指導すれば良いか悩んでいまして・・・

薬剤師D子

あー、そういうことですね。私も新人の頃はよく悩んでましたね。そこの本棚にある「ハイリスク薬チェックシート」に薬剤ごとに必要なチェック項目がまとめられてますよ。

入力初心者B子

用法から禁忌、相互作用、休薬、モニタリングすべき副作用などがわかりやすく書いてありますね。

薬剤師D子

忙しい中でササっと確認事項を知りたい時は、よくこれを読んでますね。チェックリストになっているので、これを活用すれば服薬指導フォローアップに必要な内容はカバーできて便利なんですよ。

薬局長

なんだか楽しそうだねぇ。ハイリスク薬の指導内容は様々ありますが、必要事項を漏れなく確認・指導することが不可欠ですね。また、同時処方されている他のハイリスク薬があるときはそちらも忘れずにお願いします。

ところで、イグザレルトにはRMP(Risk Management Plan)が作成されているのは知っていましたか?RMPついては、PMDAが「医薬品の開発から市販後まで一貫したリスク管理をひとつの文書に分かり易くまとめ、調査・試験やリスクを低減するための取り組みの進捗に合わせて、または、定期的に確実に評価が行われるようにするものです。」と表現しています。

この中には「重要な特定された情報」「重要な潜在的リスク」「重要な不足情報」の服薬指導の際に活かせる情報が含まれており、必要に応じて医療従事者・患者向けのガイドが公開されている場合もありますよ。これらを活用してみましょうか。

新人薬剤師E

へぇ、便利ですね~では、RMPも併せて確認してみますね!(RMP資料に目を通す。)
今回は出血について重点的に指導してみようと思います!

薬局長

確認した内容を薬歴に残す際には、今回確認・指導した内容、次回確認してほしいこと等が素早く把握できることを考慮して記載しましょう。必要に応じて電話やメッセージでフォローアップの計画も立てておきましょうね。あと、指導で必要な要件を満たしたら特定薬剤管理指導加算の算定を忘れないようにしてください。

新人薬剤師E

わかりました!では服薬指導、行ってきまーす!

薬局長

今後はRMPの重要性は高まっていくと思うし、事前にRMPがあることがわかると嬉しいなぁ。

調剤入力支援AI
まもる君

そのようなお悩み、私がいればズバッと解決します!

処方箋にハイリスク医薬品(特定薬剤管理指導加算算定対象医薬品)RMPの作成されている医薬品が含まれている場合、処方箋OCR時にその旨をお知らせします。

これにより充実した服薬指導の実践、加算算定漏れを防ぐお手伝いをします。

<参考文献:ハイリスク薬チェックシート 第4版/じほう>

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